TBS社長 宇垣アナら相次ぐ退社にも「仲間という認識」と背中押す
TBSが27日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。宇垣美里アナが3月末で退社することについて、佐々木卓社長は「ぜひ頑張ってほしい」とエールを送った。1月末で退社した吉田明世アナと合わせて看板アナの相次ぐ退社となるが、「仲間だという認識がある」として、背中を押した。
佐々木社長は宇垣アナの退社に際して、「正直なところですけれども、フリーになっても引き続きぜひ頑張ってほしいなというふうに思っています」と語った。その上で、吉田アナと合わせて「2人とも情報番組、バラエティー番組で大変人気があるし、上手なアナウンサーだったので、TBSをやめるというのは寂しい気持ちはもちろんあるんですけども。何よりも仲間がアナウンサーという仕事の幅を広げて戦っていくということは応援したいなというふうに思っています」と前向きにとらえた。
外部から見ると、新人から養成し、実力がついたタイミングで退社ということになるが、この点についても佐々木社長は「養成所とは思っていなくて、僕らのTBSの番組で一緒に頑張っていい放送をやってきた仲間だという認識がありますので、養成所を脱出してすぐ外にいっちゃったという実感は正直、ありません」とした。