北翔海莉 母親の脱税疑い謝罪「自分のファンクラブを把握できていなかった」
元宝塚歌劇団星組トップスターで、女優の北翔海莉(年齢非公表、写真)が27日、都内で行われた、主演ミュージカル「ふたり阿国」(3月29日~4月15日、東京・明治座)の製作発表会見に出席。母親で会社役員の吉野博子氏(67)が、1月30日付で東京国税局から所得税法違反の疑いで告発された件について、初めて公の場で説明し、謝罪した。
北翔は会見の最後に「皆さまにご心配とご迷惑をお掛けしてしまった部分に関しては、本当に申し訳なかったなと思っています」とファンや関係者に謝罪。1998年に宝塚歌劇団に入団して以降、自らの芸を磨くことにばかり注力していたと振り返り、その上で「自分のファンクラブを把握できていなかったというところには落ち度がある」と運営を母任せにしていたことを反省した。今後は信頼回復に努め、「また一からスタートして取り戻していけるよう、真心を込めて舞台を務めていきたい」と深々と頭を下げた。
吉野氏は、運営していた北翔の私設ファンクラブの収入約1億2100万円を申告しなかった疑いが持たれている。