「カメ止め」“パクリ騒動”決着 原作主張の和田氏 共同原作で表記
巧妙な伏線が張られたストーリーが話題となり、興行収入30億円を超えた映画「カメラを止めるな!」の“パクリ騒動”が決着したことが27日、分かった。同作の公式ホームページで、共同原作として劇団「PEACE」を主宰していた和田亮一氏の名前を入れることを発表。今後は双方が協力してプロジェクトを展開するとした。
同作については、和田氏が、2011、13年に上演した自作の演劇「GHOST IN THE BOX!」に構成などが似ていると主張。原作として作品名を入れることなどを申し入れていた。
この日の発表では上田慎一郎監督(34)が「GHOST-」から着想を得た上でオリジナルのアイデアを盛り込み映画を企画したとしており、「お互いのオリジナル性がなければ産まれなかった作品」という共通見解も示された。