テレ東「二つの祖国」市ヶ谷記念館大講堂で“東京裁判”シーン撮影 小栗旬ら出演

小栗旬が出演するテレ東系「二つの祖国」の1シーン。移設前の建物で東京裁判が行われた防衛省市ヶ谷記念館大講堂で撮影が行われた。テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル「二つの祖国」(C)テレビ東京
小栗旬が出演するテレ東系「二つの祖国」の1シーン。移設前の建物で東京裁判が行われた防衛省市ヶ谷記念館大講堂で撮影が行われた。テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル「二つの祖国」(C)テレビ東京
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 テレビ東京が28日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。3月24日、25日に放送予定のテレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル「二つの祖国」(両日とも午後9時)で、劇中に登場する極東国際軍事裁判(東京裁判)のロケ地が、実際の東京裁判でも使用された防衛省市ヶ谷記念館の大講堂で行われたことを発表した。

 防衛省市ヶ谷記念館の大講堂は、東京裁判が行われた旧陸軍士官学校の講堂を移設・復元された建物。テレビ東京によると「市ヶ谷記念館の大講堂でドラマを撮影したのは初めてのこと」だという。

 同ドラマは山崎豊子氏の「二つの祖国」が原作。小栗旬が日系二世でロサンゼルス・リトルトーキョーの日本語新聞社「加洲新報」の記者・天羽賢治を演じ、ムロツヨシがアメリカで成功するため日本人であることを捨て去ろうとするチャーリー田宮を演じる。両者の対立ぶりが見どころとなっている。

 今回は小栗が演じる賢治が、東京裁判の裁判中正しく通訳がなされているかを監視するモニターを任され、法廷でマイクをテストしているシーンの画像が公開された。

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