小倉智昭 尿漏れパッド使用も明かす…昨年11月、がんで膀胱全摘
膀胱(ぼうこう)がんのため昨年11月末にの全摘手術を受けたキャスターの小倉智昭氏(71)が28日、フジテレビ系「シンソウ坂上」に出演。小腸を膀胱の代わりにする代用膀胱手術を受けた影響を赤裸々に明かした。
手術後は50ccの小さい膀胱を作ったが、「だんだん大きくなって今は150cc?200ぐらいまではいってるかな」という。代用膀胱には神経がないため、術後は頻繁にトイレに行く習慣を作り、自分の力で排尿するトレーニングが必要となる。
小倉は「神経がないものだから、いつも(尿が)出てる…赤ちゃんといっしょ」と苦笑。「とくダネ!」の生放送中にもCMやVTRの間に着替えなどが入ったカバンを手にトイレに行くなど、今は1時間に一度、必ず習慣づけており、「トイレに時間かかってしょうがない」と明るく語った。
密着映像では、「とくダネ!」の生放送中にトイレに向かったはいいが、「(尿漏れ)パッドが便器に落ちちゃってさ」と時間がかかってしまい、慌ててスタジオに戻る様子も放送された。
「あふれちゃったりすると全部替えなきゃいけない」と狭い個室の中で着替えをする苦労や、男性トイレには汚物入れがないことなど、身をもって体験した苦労も打ち明けた。
小倉は2016年5月に膀胱がんを公表し、内視鏡による手術を受けた。その際に、筋肉層まで浸潤していたがんが取り切れず、大量出血するなどがんが進行し、昨年11月末、膀胱を全摘出する手術を受け、今年1月7日に「とくダネ!」に復帰した。