木村太郎氏、棚に戻すのは「店員の仕事」 スーパーで別棚返却問題に持論
ジャーナリストの木村太郎氏が1日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」で、スーパーの買い物客が、買うのをやめた品物を元にあった場所に戻さないマナー問題について「(別棚にある物を)整理するのは店員の仕事」と持論を述べた。
番組では、スーパーの買い物客のマナーについて特集。途中で購入をやめた品物を、本来あった棚ではなく、別の棚に置いてしまう客がいることがネットなどで話題となっているが、フジテレビでは100人に調査し、買わなくなった品物をどこに戻すかと質問。約8割は「元あった棚に戻す」としたが、一部では「戻すのは店員の仕事」などの理由で元の場所に戻さない人もいた。
安藤優子は、買わなくなったものは「レジに持っていけば」としたが、木村氏は「僕は違う考え方」と切り出した。
木村氏は続けて「スーパーって人件費を倹約して客にやらせてる。持ってきて、運んで、袋にまで入れる」と、客の労力に頼っているところが大きいと指摘し「(棚を)整理するのは本来は店員の仕事。だからお客さんがやめたと、どこかに置いておく物を後に整理するのは店員の仕事」と持論を展開した。
肉、魚などは野菜の棚に置くと菌が付着する恐れがあることや、生食専用の棚に加熱専用食品をいれることで生で食して食中毒を招く危険もあるが「客に責任持ってくれというのは間違いなんで、返したいものを返せる仕組みを作っていかないといけないし、店の責任でやらないといけないと僕は思う」と訴えていた。