いしだあゆみ 萩原健一との離婚で会見【VTR】「できるならもう一度惚れさせて」

 【84年3月18日付本紙より】

 「妻として自身がなくなってしまった」-。約4年間連れ添った夫で俳優の萩原健一(34)に三行半を突きつけた形で離婚に踏み切った女優・いしたあゆみ(36)が17日夜、東京・フジテレビで離婚の会見を行った。TBSのドラマ収録を終えて駆け付けたあゆみは、意外にすっきりした表情で離婚の理由を語った。

 午後9時、記者会見場のフジテレビ会議室に現れたあゆみは、開口一番、「二度手間をとらせてご苦労さま」と頭を下げた。その後、「専業主婦ではないので家庭をおろそかにして主婦失格です」と硬い表情で、離婚に踏み切った理由を淡々と語り始めた。

 事実上、離婚の引き金となった萩原の逮捕、大麻事件(83年)と交通事故(84年)に話が及ぶと、「事件はショックでしたが、直接の原因はそれだけではありません」と否定。「(離婚の)けじめをつけたのは1年ぐらい前から。自分勝手な気苦労ばかりが重なって…。どうしようもない私に愛想が尽きました」と口にした。

 現在の心境を「自分でもびっくりするぐらいこの1カ月は本当に寂しかった」と目を伏せ、「2月に家を出た時は自分に対しての敗北感を感じました。私が(離婚を)言い出したので私の手で届け(離婚届け)を今月中にも出したい」と前を見据えた。

 萩原に対しては「大恋愛の末に結ばれた人なので、できるならもう一度、惚れさせてもらいたい」と微笑みを浮かべながら目を潤ませた。

 「情は残ってる」とも明かし、「一番の思い出は警察で初めて接見した時。とても男っぽかった。そのあと彼には『春まで頑張ろうね、耐えてください』と(声をかけた)」と振り返った。

 あゆみは「自身を持って仕事のことだけ考えて全力投球してほしい」と萩原に贈る言葉で会見を結んでいた。

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