日米ハーフ音彩唯が首席!同期の絆は「友情の一言では言い表せない宝物」
タカラジェンヌを育成する兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(小林公一校長)で1日、105期生の卒業式が行われた。同日午後の宝塚歌劇団入団式を経て、スポーツキャスターでタレントの松岡修造(51)の長女で、阪急・東宝グループを創業し、宝塚歌劇団創設者である小林一三氏の玄孫・稀惺(きしょう)かずとら40人がタカラジェンヌへの第一歩を踏み出した。また松岡も、ブログで愛娘の旅立ちを祝福した。
首席で卒業し、小林一三賞を授与されたのは、米国人を父に持つ音彩唯(ねいろ・ゆい)。答辞で「奇跡のような確率で出会った105期の同期と、切磋琢磨して築いた絆は、友情の一言では言い表せない宝物。これからもこの絆を信じ、終わることのない芸の道に進みます」と読み上げると、同期からはすすり泣きがもれた。
音彩は2月の文化祭の1部ではオペレッタのアリアの独唱で、見事なソプラノを披露。可憐な容姿で、稀惺が主演した2部の芝居でもヒロインを務めるなど大活躍した。
「いままで生きてきたなかで学びの多い2年間でした」と振り返った音彩。「40人全員で、感動をお届けしたい」と初舞台に思いをはせていた。