寛一郎に松原千恵子が感謝「セリフ忘れたら助けてくれた」
俳優の寛一郎(22)が2日、都内で行われた初主演映画「君がまた走り出すとき」の全国公開初日舞台あいさつに登場し、共演の松原千恵子(74)から感謝の言葉を贈られた。
寛一郎は訳あった逃げ込んだ民家で老婦人の多笑(松原)に孫と勘違いされる翔太を演じた。松原からは「もう(寛一郎を)孫だと思っていました。かわいいし、それに頼もしいんですよ。私がセリフを忘れた時に助けてくれたんです」と笑顔で告白。寛一郎も映画では松原の家に最後は帰ってくるだけに「帰る前に人間関係のしがらみを片付けて、松原さんとゆっくり暮らしたいです」と笑顔を見せた。
映画は「走る」ことをテーマに人生を描いていく。寛一郎は「走ることは基本的につらかったです。運動は好きじゃないので。ただ一緒に走ったメンバーとの空気感が楽しかった」と話すと、辻本祐樹(34)も「朝一に集まったシーンが多くて、そこで一致団結していきました」と証言。そこに突然松原が「私は走ってませんよ。みんなが集まった私の家の庭の草は、背丈ぐらいありましたよね」と割り込み、場内をなごませていた。