藤井七段のボブルヘッド ネット即完売、関西将棋会館も早々に売り切れ
将棋の藤井聡太七段(16)の新グッズとなるボブルヘッド人形(2700円)が3日、東京・将棋会館などで900個限定で発売された。ネット販売分は即完売し、大阪市の関西将棋会館でも販売予定個数が早々に売り切れた。
さすがの人気ぶりだった。将棋界初のボブルヘッド人形を求め、藤井七段の“ホーム”関西将棋会館では、販売開始の15分前となる午前11時45分に約30人が行列。午後0時6分に予定人数に達したため、並びが打ち切られた。
午前10時半から先頭で並んだ大阪市北区の70代男性は「藤井君のグッズは扇子やキーホルダー、温度計など買いそろえている。全部、(60代の)奥さんのため。聡太君に夢中で、一晩中AbemaTVを見ている。(妻は)将棋(のルール)はやっと分かってきたみたい。将棋よりも聡太君で、孫を見てる感じ。きょうは自分から買ってきますと言った。家庭円満のため」と笑った。
藤井七段は5日、関西将棋会館で行われる順位戦C級1組最終戦で都成竜馬五段に勝利し、現在8勝1敗で並ぶ師匠の杉本昌隆八段、近藤誠也五段、船江恒平六段のうち2人が敗れた場合、B級2組へ昇級する。師弟がともに勝ち、近藤五段と船江六段が敗れた場合のみ師弟同時昇級となる。