舘ひろし「僕みたいなお芝居に自信のない人間は、スタッフ頼り」と感謝
今年9月に開催されるラグビーワールドカップ2019日本大会の運営スタッフ「TEAM NO-SIDE」のユニホーム発表会が4日、都内の日本青年館で行われた。大会のPRキャプテンを務める俳優の舘ひろし(68)が、7人のボランティアスタッフとともに出席した。
ブルーのスタッフユニホームを着用した舘は、“モデルウオーク”に照れながら登場。自身も高校時代にラグビー部に所属していた元ラガーマンで「とにかくラグビーというスポーツは素晴らしいスポーツ。もっと日本国内で人気のあるスポーツにしていきたい」と語った。
今でもプレーは、との問いに「10メートル走ったら死んじゃうね。高校時代、すごく細くてタックルするのがかわいそうだと言われるくらいだったんですけど、3年間で体ができてきて。今のラグビーはすごい。よほど肉体をつくっておかないとすぐに壊れるほど激しい。今は高校のOB会でやるくらい」と笑った。
大会まであと200日となったが「これからどういう選手が選ばれてくるかとか、誰がスタメンに選ばれるか考えるのが楽しみですね」と舘。注目している選手は「ウイングの福岡(堅樹)選手。あとは、アタアタ・モエアキオラ。彼はすごいと思う。ジャパンの救世主になってくれるんじゃないかな」と期待を寄せた。
今回はスタッフのユニホームということで、舘はスタッフの大切さについて「僕みたいなお芝居に自信のない人間は、スタッフ頼り。今のスタッフがサポートしてくれるので僕らはやっていける。すごく感謝している」と感謝を口にした。
そして、大会ボランティアスタッフに向け「ご苦労様です。世界中からたくさんの人がくるので言葉や慣習の問題があると思う。初戦が9月20日でまだ暑いので、水筒にお水かワインを…あ、ワインは入れないね…。しっかり給水をして頂いて、頑張って欲しい」とダンディな笑みを見せていた。