プロディジーのフリントさん死去 06年に日本人DJと結婚…自殺報道も
英国の人気バンド「プロディジー」のボーカル、キース・フリントさんが4日、英南東部エセックス州ダンモウの自宅で亡くなっているのが見つかった。49歳。英BBC、ガーディアン紙、デイリー・テレグラフ紙など英メディアが一斉に伝えた。
現地の警察発表によると、事件性はないといい、ガーディアン紙や大衆紙サン、デーリーミラーは自殺とみられることに言及している。
プロディジーはテクノとロックを融合させた音楽で世界的な人気を電集めた。フリントさんは電撃ネットワークの南部虎弾に似た、髪の両サイドを逆立てた髪形がトレードマーク。激しいパフォーマンスや独特のファッションセンスで英国音楽界のアイコンとなった。
2006年12月に日本人女性のDJ(カイ・マユミさん)とイギリスで挙式し、結婚している。
バンドの公式ツイッターでは「とてもつらくショックで悲しいお知らせですが、我々のブラザーで親友のキース・フリントが亡くなりました。彼は真のパイオニア、革新者にしてレジェンドだった。永遠に惜しまれる」と声明を出した。
96年に発表したシングル「Breathe」などを収録した3枚目のアルバム「The Fat of the Land」(97年発売)などで世界各国で1位を獲得し、グループは確固たる地位を確立した。