遠藤憲一、20年ぶりフジ月9レギュラー決定「ラジエーションハウス」

 俳優の遠藤憲一がフジテレビ系4月期の月9ドラマ、窪田正孝主演の「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(4月8日スタート、月曜、後9・00)に出演することが6日、分かった。遠藤の月9レギュラー出演は「氷の世界」(99年10月期)以来、約20年ぶりとなる。

 遠藤が演じるのは窪田演じる放射線技師・五十嵐唯織が勤務する甘春総合病院の先輩放射線技師・小野寺俊夫。小野寺は、普段はだらしなくギャンブル好き。しかし、技師としての腕はピカイチで、早くから唯織の天才的な才能に気づいている、という役どころだ。

 遠藤はフジテレビを通じ、「月9は恋愛ものが多いし華やかなので、もう出演する機会がないのかなと思っていたのですが、今回お声がけいただき、うれしく思います」と、思いがけない20年ぶりの月9出演に喜びを語った。「私生活がだらしなさそうですが、心の奥底は芯のある愛情豊かな男として演じたいです」、「原作ものはキャラクターに期待度が高いので、裏切らないように頑張ります」と作品への思いもコメントしている。

 遠藤のほかに、主人公の同僚放射線技師・黒羽たまき役を山口紗弥加、放射線科の科長兼診療部長を務める鏑木安富役を浅野和之、病院長・大森渚を和久井映見が務める。

 フジテレビによると和久井の月9出演は『デート~恋とはどんなものかしら~』(2015年1月期)以来、4年ぶり。窪田とは、大河ドラマ「平清盛」で共演している。渚は、甘春総合病院の“良心”であり、周りのみんなを優しく見守る母のような存在だという。また浜野謙太、丸山智己、矢野聖人の出演も発表された。

 「ラジエーションハウス-」は「グランドジャンプ」(集英社)に連載されている漫画「ラジエーションハウス」(原作・横幕智裕 漫画・モリタイシ)が原作。レントゲン、CTなどを駆使してけがや病気を見つけ出す医療現場を描く。

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