堀ちえみ、ゼリー飲み込めずショックも…「痛みからは解放された」と前向き
ステージ4の舌がんを公表し、手術を受けたタレントの堀ちえみが6日、ブログを更新。初めてゼリーを口に入れたもののうまく飲み込めずショックを受けた心境を吐露。だが術前の口内の痛みからは解放されたと前向きにとらえ、リハビリを一歩ずつ頑張って行くことを約束した。
堀は5日のブログで、この日に嚥下チェックがあり、OKが出ればゼリーが食べられると明かしていた。その後、嚥下チェックが行われ、とろみのついた液体を口に入れて飲み込むようにしたが「こんな簡単な事がとても難しいのです」と思ったようにいかなかったという。
堀は手術で舌の6割を切除し、太ももの組織を舌に移植した。ゼリーを元来の舌がある右側に乗せたものの、「無残にもゼリーは喉の奥に行くまでにグシャッとなって、舌の上で行き場を失い、飲み込むまでに至りませんでした…」と残念がった。
「味わうどころか、食べる事すらできなくなっている状況にショックを受けました」と正直な心情を吐露。「それと同時に今回のリハビリの長さが想像出来てしまい愕然としました。口から物を食べるという事が遠い未来のものとなってしまいました」と、今後の困難な道程にぼう然としたようだ。
だが、堀は手術前にあった腫瘍がなくなり「何を食べても沁みて喋るときにも痛かった。あの痛みからは解放されたんだ!」と前向きに。医師も「コツもあって皆さんだんだんと出来る様になるので大丈夫です」と話してくれたといい「大丈夫!上手くいくさ!」と持ち前の明るさで乗り越える覚悟を見せた。
また凝り固まった首をほぐすストレッチも教わったといい「首だけですが身体が温まりました。よく眠れたのは、このストレッチでほぐれた事も大きいと思います」と報告。嚥下のリハビリも「焦るけど焦らず。出来なくて当たり前。生まれた時も最初から食べ物を、口にすることはできなかったのだから。もう一度生まれ変わっただけ」と言い聞かせるようにつづっていた。