ＮＨＫ大阪放送局が７日、大阪市内の同局で定例会見を開き、上方落語界のアイドルを生み出す番組「～落語家アイドル育成プロジェクト～上方ルーキーズ」（２４日、総合、深夜０・５０、関西地域）を放送すると発表した。

　上方落語の人気を広げるために、１９７０年代に人気を博した「ザ・パンダ」（桂文珍、桂きん枝、月亭八方、４代目林家小染）のような人気ユニットを作ることが目標。落語家・桂文枝の「落語界のスターを育てたい」という思いを形にしたものだという。

　すでに１７～５３歳までの男女落語家５１人が応募しており、オーディションで４～５人に絞る予定。放送では桂文枝らがスタジオで見守る中、ダンスやファッションセンス、歌唱力などを審査する様子が流される。審査員はジャニーズの室龍太（２９）、ＮＭＢ４８・村瀬紗英（２１）らが担当する。

　選考されたメンバーの素養を考慮して、ダンスユニットやバンド、歌手などの活動方向を決めていく予定。

　２回目以降の放送日は未定だが、選ばれたメンバーがアイドルになるための数々の試練を乗り越える様子も伝えていく予定。テレビ東京「ＡＳＡＹＡＮ」のモーニング娘。オーディションのような形式になりそうだ。