前NGT劇場支配人今村氏、不適切行動で契約解除 AKB劇場支配人細井氏は退任
NGT48の前劇場支配人で、AKBグループの運営会社・AKSの取締役室付の今村悦朗氏(59)が7日、AKSから契約を解除された。AKB48劇場支配人の細井孝宏氏も同日、支配人を退任することが発表された。AKB48劇場の支配人は当面、空位となる。今村氏と細井氏は、6日に元AKBグループの総支配人・戸賀崎智信氏(45)のツイッターに、戸賀崎氏と3人で登場。掲載されたコメントに批判が集まっていた。
NGT48を巡る騒動で揺れに揺れているAKB48グループを、新たな激震が襲った。
AKB48の公式サイトは、代表取締役・吉成夏子氏と運営責任者兼取締役・松村匠氏の名で「ご報告」と題してコメントを掲載。「本日、AKSは、昨夜の元関係者のツイッター投稿を受け、NGT48に関する事案について第三者委員会にて調査中であるにも関わらず、立場ある人間が不適切な行動をしてしまったことを、会社として厳粛に受け止め、前NGT48劇場支配人今村悦朗との間の契約を解除するとともに、AKB48劇場支配人の細井孝宏の退任を発表いたします」とした。
関係者によると、6日に戸賀崎氏のツイッターに、今村氏と細井氏と3人で写っている写真が掲載され、「色々聞いた。みんなぐたらない(原文ママ)報道に惑わされないように」などとつづられた。今村氏が近く、事実関係を説明するとのツイートもなされていたが、当該ツイートはすべて削除された。
NGT48では昨年12月、メンバーの山口真帆(23)が男性2人から暴行被害を受ける騒動が発生。今年1月14日に今村氏は劇場支配人から異動し、2月1日には問題解決へ向け第三者委員会が発足していた。関係者によると、第三者委員会の結論は今月20日前後にも出る予定だという。
山積する問題の解決が見えない中で起こった元関係者たちによる舌禍。戸賀崎氏は、当該ツイート削除後、7日にツイッターを更新。「状況も考えず軽はずみな投稿したこと、取り返しのつかないことをしたと反省しています」と謝罪した。