藤山扇治郎&北翔海莉夫妻、新婚半年で早くも初共演…なれ初め舞台が再演
俳優・藤山扇治郎(32)と、妻で元宝塚歌劇団星組トップスターの女優・北翔海莉(年齢非公表)が8日、都内で行われた、主演舞台「蘭~緒方洪庵 浪華の事件帳~」の巡業公演(8月11日~9月23日、全国13都市)の製作発表会見に出席した。
昨年5月に東京・新橋演舞場と大阪・松竹座で上演された舞台の再演で、藤山と北翔はこの舞台での共演をきっかけに同年11月に結婚した。今年は夫婦として会見に登場した2人は、はた目にも仲むつまじいラブラブモード。扇治郎は「一緒にならせていただいて、いろいろ感じることや、1人では分からなかったことは多いです」と話した。
舞台のタイトルにちなみ、新婚生活の“事件”について問われると、扇治郎は「僕はよく、物を忘れる。それが事件です」と回答。「些細なことですけど、1人だと、その事件もないですからね。2人で、相手がいるから事件も起こる。ありがたいと思いますね」と再びノロケが口をついた。北翔も「扇治郎さんのさまざまな言葉の1つ1つが、自分の気づかなかった部分、足りなかった部分を気づかせてくれる。学びをいただいてます。事件は特にありません」とほほ笑んだ。
わずか1年での再演ながら、夫婦としての共演は初となる。北翔は「歌舞伎の世界でもそうだと思うんですが、身内との(共演の)方が、現場では厳しい。舞台上ではもっと気を引き締めてやらなければいけないと思うので、前回よりもピリッとして演じ切りたいなと思っております」とキッパリ。その上で「プライベートとしましては、全国のお客さまに楽しんでいただけるお仕事を一緒にできる喜びはあります。1人じゃなく、2倍の幸せな気持ちを皆さんにお届けできたら、一番うれしい」と笑顔で話した。
会見には共演の俳優・石倉三郎(72)、音楽担当の岸田敏志(65)も出席、石倉からは「寝耳に水だった」、岸田からも「ラジオの生放送で聞いて、大声を上げてしまった」と、仲間内にも内緒の交際だったことを暴露され、藤山と北翔はそろって照れ笑いを浮かべていた。