生田斗真「裸が毎週、新しい」 「いだてん」主役・金栗の盟友・三島弥彦を熱演中
俳優の生田斗真(34)がこのほど、都内で、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(総合、日曜、後8・00)の取材会を行った。14年「軍師官兵衛」以来、2度目の大河では、天狗倶楽部のメンバーで金栗四三の盟友・三島弥彦役を、時に上半身裸になって熱演中。宮藤官九郎(48)オリジナル脚本で武将が出ない近現代史の今作だけに、「大河ドラマに出ている感覚はあんまりなくて」と笑った。
初回から天狗倶楽部(TNG)のメンバー・三島として上半身裸になって踊りを披露すると、放送後からネットで話題になった。俳優・満島真之介(29)、武井壮(45)らTNGメンバーとロケ後に焼肉に行くと、「天狗倶楽部だから米は大を頼むでしょ!」とノリが続き、「肉と米大を頼んだ。朝一の天狗ダンスは大変です。宮藤さんと仕事をすると、いつも、もれなく脱がされる。大河ドラマで自分の裸が毎週、出るのは新しいかな」と笑ってアピールした。
革新的な作品を肌で感じ取ると、「近現代を描いていて、武将が出てこない。大河ドラマに出ている感覚はあんまりなくて」と率直な思いを口にし、「今までにあった既成概念を壊していこうという思い」と新たな歴史を作ることを誓った。
今後は、歌舞伎俳優・中村勘九郎(37)が演じる長距離代表の金栗四三と短距離代表の三島がストックホルム五輪に挑む姿が描かれていく。昨年夏、スウェーデン・ストックホルムに渡った。約3週間の撮影では競技場で400メートルを走り、「何物にも代えられない経験」と感激。「頼りになる相棒」と絆を深めた勘九郎と描く今作が、「東京オリンピックに向けて、ちょっとしたガソリンになれば」と期待を寄せていた。