長谷川博己“光秀”「武者震い」 20年度大河「麒麟がくる」出演者発表
俳優・長谷川博己(42)が智将・明智光秀を演じる2020年度NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の出演者発表会見が8日、都内で行われた。お笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史(48)が農民役、高橋克典(54)が織田信長の父・信秀役、沢尻エリカ(32)が斎藤道三の娘・帰蝶(濃姫)役で大河初出演。同局の番組「チコちゃんに叱られる!」に出演する岡村は、「チコちゃんのおかげ」と喜び、沢尻は感動で声を詰まらせた。
放送中の連続テレビ小説「まんぷく」から“連投”となる長谷川は、「まだラーメン作りを終えたばかりで、大河ドラマの重厚な雰囲気についていけない自分がいます」と萬平役とのギャップに苦笑いした。
豪華な共演者と1年間、大作を作り上げる。織田信長役の俳優・染谷将太(26)が、「新しい信長と言葉で言うのは簡単なので有言実行したい」と宣言すれば、「マムシ」と称された斎藤道三役の本木雅弘(53)も、「へび年生まれで、物事に対するしつこさは道三同様に持ち合わせておりますので、皆様をねっちりと刺激したい」と98年「徳川慶喜」以来、22年ぶりの大河への思いを口にした。
個性的な役者の意気込みを聞き、長谷川も「真ん中に立たせていただける。武者震いしております。このキャスト、この作品であれば確実に面白い。勝算はあります。光秀も最後、死なないんじゃないかというくらい自信があります」と豪語した。