元美人アイドル 夫が舌がんで死去 店は閉店…昨年、腰痛で大手術を明かす
元美人アイドルの折原真紀(63)が8日、TBS系で放送された「爆報!THEフライデー」に出演。がんで夫を失い、ショックが癒えない中、夫が遺したブティックも閉店に追い込まれるなど、次々に不幸に襲われ、自身は「腰椎変形すべり症」で大手術を受けたことが明かされた。
折原は1974年、「恋のとびら」でデビュー。キュートな瞳のアイドルとして注目を集めた。デビュー時、デイリースポーツの取材に「息の長い歌手になりたい」と話していたが、出演した人気ドラマ「がんばれ!レッドビッキーズ」が放送された78年に引退。幼なじみと結婚し、故郷の岩手県に戻り、夫とブティックを経営した。
子供にもめぐまれたが、2012年に最愛の夫が舌がんと診断され、15年に他界。毎日泣き明かすほどの喪失感の中、ブティックは年間370万円もの赤字を出し、閉店に。心機一転、仙台に引越し、27歳の息子と暮らし始めた直後に、謎の腰痛に襲われたという。少し歩くだけで激痛が走るほどで、その後、突発的な痛みへの恐怖などから精神安定剤を服用する不安定な状態となっていた。
しかし昨年10月、都内の病院での検査で、「腰椎-」と判明。同11月に、チタン製椎間板(人工骨)を脇腹から腰椎に埋め込み、背中を4カ所切り、ボルト4本で1センチずれた腰椎を引き上げ、正しい位置に戻すという大手術を受けた。今年2月、同番組の取材を受けた折原は「しびれもガン、という痛みもないです」と話し、「明るくするのが彼(亡き夫)の幸せなんじゃないかな」と笑顔で前を向くことを誓っていた。