夏帆 不倫で叩かれる役に「快感。毒のある彼女が好き」
女優の夏帆(27)が9日、東京・有楽町スバル座で行われた主演映画「きばいやんせ!私」の公開初日の舞台あいさつに出席した。
夏帆が演じるのは、不倫騒動で左遷される女子アナ・貴子。やる気をなくす中、九州最南端の鹿児島県南大隅町で祭りの取材を命じられ、それを機に自らを見つめ直し“復活”を目指していくというストーリーだ。
大隅町で行われた約3週間の撮影を振り返り、「空港から遠くて、コンビニもなくて、大丈夫かなと思いましたが…。でも、とても自然豊かで、土地の力を借りて、逆に何もないことでシンプルにお芝居と向き合うことができた」と夏帆。不倫騒動で叩かれる役どころにも、「クダを巻くようなセリフも快感になった。かわいいだけでなく、少し“毒”のある彼女が好き」と充実感をにじませていた。