林家三平 母・海老名香葉子さんとともに「平和の大切さ」訴える
落語家の林家三平(48)が9日、東京・上野公園で行われた東京大空襲の悲劇を語り継ぐ慰霊式典「時忘れじの集い」に出席した。
冒頭のあいさつで登壇した三平は「式典が始まった15年前、15年先には平和な時間があると思っていたけど、世界各国でまた火種が上がり始めている」と切り出し、「この式典を通して平和の大切さを伝えていきたい」と訴えた。
式典の発起人であり、三平の母でエッセイストの海老名香葉子さんは「たった2時間で10万人が亡くなった。涙がこぼれた時は70年経っても消えません」と当時を回想。戦争経験者として、「戦争ほど悲しいものはない。2度と戦争がなきように願う毎日です」と平和への祈りをささげていた。