百田尚樹氏、性的暴行事件での無罪判決に「異常な国」
作家の百田尚樹氏(63)が14日、ツイッターを更新。2017年、飲酒によって意識がもうろうとなっていた女性(当時22)に性的暴行をしたとして、準強姦罪に問われた福岡市の会社役員男性(44)に対し、福岡地裁久留米支部が無罪とした判決を受け、「他国から見れば、かなり異常な国」と日本の裁判の在り方に疑問を呈した。
裁判長は、女性が抵抗できない状況である中で「目を開けたり、何度か声を出したりした」ことを指摘し、「女性が許容している、と被告が誤信してしまうような状況にあった」として、懲役4年の求刑に対して無罪とした。この判決に対して、SNS上では批判が殺到していた。
百田氏は、イスラム圏では同様の行為に対して死刑もある判例を指摘したツイートを引用し、「日本では、女は強姦してもいい存在なのか?それとも弁護士が優秀なのか?いずれにしても、他国から見れば、かなり異常な国に見えるかも」と問題提起した。
さらに、同氏は「たしかに強姦は実証が難しい事件でもある。しかし見知らぬ女性を強姦した男や、集団強姦した男たちは、終身刑でいいと思う」と持論を展開した。