日テレ春改編はリニューアルが重点 全日帯で改編率4・3%
日本テレビが14日、都内の同局で19年4月期の番組改編説明会を開いた。ゴールデン・プライムタイムでは、連続ドラマを除くと水曜午後7時の「衝撃のアノ人に会ってみた」が始まるのみで、全体的には、同局内で「リブランディング」と呼ぶ、内容刷新に重きを置く改編となった。
改編率は全日帯が4・3%、プライム帯が11・9%と若干高まるが、ゴールデン帯は4・4%と小幅な数字となった。昨年10月は全日帯が7・1%、プライム帯は13・0%、ゴールデン帯は5・4%だった。
注目されるのは金曜の深夜24時30分からの30分枠を「金曜プラチナイト」(関東ローカル)として新設し、中居正広のMCによる新番組を準備していること。中居個人として見れば、水曜の「プラチナイト」(深夜24時)枠で放送されていた「ナカイの窓」からの移動となる。
水曜午後7時の「衝撃のアノ人に会って見た!」はチュートリアルの徳井義実と、日テレの桝太一アナが司会を務める新番組で、メディアやSNSなどで注目された画像、動画を取り上げ、そこで報じられたり、映されたりした人を探し出し、「今、何をしているのか」を直撃する番組。また、この番組はスポーツ局によるゴールデン・プライム帯初のバラエティー番組ということで、スポーツを多く題材に取り入れるとみられる。