瀧容疑者の似顔絵マンホールふた3枚交換 さくらさん作詞 静岡市PR曲も使用中止

 コカインを摂取したとして麻薬取締法違反(使用)の疑いで12日に逮捕された、テクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーで俳優のピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)は、長期間コカインを常習的に使用していた可能性があることが14日、捜査関係者への取材で分かった。また、映画「居眠り磐音」は出演シーンを代役で撮り直して予定通り5月17日公開が決定。NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(総合、日曜、後8・00)は出演シーンをカットしての再放送が決まるなど芸能界の“瀧抜き”が進んでいる。

 瀧容疑者の出身地・静岡市は瀧容疑者が歌う市のPRソングの使用を中止した。同市出身の漫画家、故さくらももこさん作詞の「まるちゃんの静岡音頭」で、さくらさんが瀧容疑者に歌唱を依頼。市役所エレベーター内でも流していたが13日に中止し、ホームページに掲載していた歌詞や音声も削除した。

 静岡県藤枝市は、静岡朝日テレビ「ピエール瀧のしょんないTV」で作製した瀧容疑者の似顔絵が描かれたマンホールのふた3枚をJR藤枝駅前に設置していたが、14日までに交換した。

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