たけし またもアウトレイジ俳優の逮捕…瀧容疑者は「やけに落ち着いてた」
ビートたけしが16日、レギュラーを務めるTBS系「新情報7daysニュースキャスター」に出演。自身が監督を務めた映画「アウトレイジ 最終章」(17年公開)に出演したピエール瀧容疑者がコカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いで12日に逮捕されたことについて言及。「やけに落ち着いていた」という普通の人とは違う雰囲気に驚いたことを明かした。
たけしは、安住紳一郎アナウンサーから、瀧容疑者が「-最終章」に出ていたことについて話題を振られると、「新井君も前に出てるでしょ」と派遣マッサージ店の女性に対する強制性交罪で2月1日に逮捕(のちに起訴)された新井浩文被告が「アウトレイジ ビヨンド」(12年公開)に出演していたことに自ら言及。またも“アウトレイジ俳優”が逮捕されるという事態に驚いた様子だった。
「-最終章」は瀧容疑者の“寄り”(顔のアップ)のカットから始まる。たけしによると、ベテラン俳優でも、冒頭シーンの寄りの撮影ではアガってセリフをかんだり、ろれつがまわらないのが普通なのに、瀧容疑者は「落ち着いてるわけ、俺の映画なのに」と驚いたという。
「でも実はあん時、アレかな、記事読むと何十年前から…(薬物をやってた)」と話し、いきなりすんなりOKカットになり、「無理矢理そういうこと言いたくないけど、やけに落ち着いてたね」と同時に普通とは違う“違和感”も感じたことを明かした。
たけしは、瀧容疑者も出演していたNHK大河ドラマ「いだてん」に出演中。14日にロケに参加した際、「どうもピエール瀧です」とブラックジョークをかましたが、現場はドン引きで、ディレクターから「やめてくださいよ、そういう冗談は」と言われたことも苦笑いで明かした。現場は瀧容疑者の出演シーンをカットするなどの作業で「徹夜徹夜で編集し直し」が続くなど大混乱に陥っているという。