内田裕也さん、娘・也哉子は最期間に合わず…死去前日までオムライス
歌手の内田裕也(本名・内田雄也)さんが17日午前5時33分、肺炎のために、都内の病院で亡くなったことが18日、分かった。79歳だった。関係者によると、入院中だった裕也さんの体調は16日までは落ち着いており元気な様子で、見舞いに訪れた孫ら家族とも会話を交わし、昼ご飯にはオムライスを食べていたという。17日になって体調が急変。病院から連絡を受けた、娘の内田也哉子(43)が駆けつけたが、最期をみとることはできなかった。
葬儀は近親者のみで家族葬として執り行い、後日、お別れ会が開催される予定。所属事務所は「この数年、闘病の日々でした。それでもユーモア、ウイットを忘れず、時には世の中を憂い、怒り、常に自分の出来る事を模索しておりました。多くの友人知人、家族に支えられて、Rock’n Roll人生を全うすることが出来ました事をここに心よりお礼申し上げます」とコメントを発表した。
裕也さんは昨年9月には妻で女優の樹木希林さん(享年75)を亡くした後も、車いす姿で映画のイベントなどに出演。昨年大みそかから元日にかけて東京・博品館劇場で行われた「NEW YEARS WORLD ROCK FESTIVAL」に出演したのが最後の公の場で、“ラストライブ”となった。