加藤浩次、内田裕也さんから激怒電話も…最後は「分かった、ロケンロール」
歌手の内田裕也さんが17日、肺炎のため入院先の都内病院で亡くなったことが18日、所属事務所から発表された。79歳だった。兵庫県西宮市出身。59年に日劇「ウェスタンカーニバル」でデビュー。日本を代表するロックンローラーとして活躍した。18日に放送された日本テレビ系「スッキリ」では冒頭から内田さんの訃報を特集したが、MCの加藤浩次も内田さんとの思い出を語った。
加藤は「一度、よく覚えてなが、変なことを言ったんでしょうね、生放送で。それを内田裕也さんが誰かから聞いて、吉本興業に電話がかかってきた。『お前んとこの会社の加藤って奴が俺の文句言ってるのか』って」と、加藤の発言に激怒した内田さんが加藤の所属事務所に電話をしてきたという。
すぐに吉本の社長から加藤に電話があり、加藤は自分が内田さんの電話番号を聞くのは失礼だと思い、「僕の電話番号を教えて下さいと。ハッキリお話します」と事務所から内田さんに伝えてもらったところ、すぐさま内田さんから電話がかかってきたという。
内田さんは「お前、俺の文句言ってんのか?この野郎」と怒鳴ったが、加藤はコメントの趣旨を必死に説明。すると内田さんは「お前、あれだな。俺に(加藤の)電話番号教えてくれなんて気合入ってんな」とコメント。加藤は「そんなんじゃないんです、でも失礼だったらすいません」と謝罪すると内田さんは「分かった、ロケンロール」と言って電話を切ったという。
その後、別番組で加藤が内田にオファーを出したところ、「あん時の加藤だなって。二つ返事で出て頂いて。(対談で)お話もしたりとか…」と、内田さんの懐の深さを振り返り、感謝していた。