鳩山元首相、沖縄のジュゴン死骸漂流の原因に「辺野古の埋め立て」指摘

 鳩山由紀夫元首相(72)が20日、ツイッターを更新。国の天然記念物で、絶滅危惧種であるジュゴンの死骸が沖縄県今帰仁村の沖合で見つかったことを受け、名護市辺野古の新基地建設による埋め立ての影響を懸念した。

 鳩山氏は「天然記念物で絶滅危惧種のジュゴンが死んでしまいました」と切り出し、「先日、鳥羽の水族館で食欲旺盛なジュゴンを見たばかりでした。その時、辺野古には餌がなくなっているのではないかと心配したのです」と、沖縄近海で生息するジュゴンを気にかけていたことを明かした。

 死骸で漂流していたジュゴンは沖縄本島周辺に生息する3頭のうちの1頭とみられている。鳩山氏は「辺野古の埋め立てで遂に死んでしまいました。人間のエゴで生き物を殺すのは止めにしようではありませんか」と、自然保護を訴えた。

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