春風亭昇太、落語芸術協会の新会長報道に「まだ決まってない」“子分肌”とボヤキ
落語家の春風亭昇太が20日、水曜レギュラーを務めるニッポン放送「ラジオビバリー昼ズ」で、報道があった落語芸術協会新会長就任の話題に触れた。正式には「まだ決まってない」とした上で、19日の理事会で要請されたことは認めた。
番組冒頭から共演する乾貴美子から「よっ!会長」とはやしたてられる中、「全然、決まってないんで」と正式には、これから手続きに入ると明かした。落語芸術協会が公益社団法人であることを強調し、「昨日の理事会は、ただ要請されただけだから。理事会をやって、選挙をして。総会をやって。承認されて、届け出を出していかなきゃいけない」と手続きを踏むまでは、決まらないとした。
その後、ボヤキはヒートアップ。「名誉じゃないよ!こんなの。大変だよ」と、公の場での挨拶や、パーティなどでの祝儀支払いなど、自分が苦手なことばかりが仕事としてふりかかるとし、「僕みたいな子分肌の人間が…いつも言ってるでしょ。先頭に立ちたくないって」とあえて自虐的に語っていた。
落語芸術協会は桂歌丸さんが会長を務めていたが、昨年、死去したことを受け、三遊亭小遊三が会長代行兼副会長として職責を果たしていた。会長に就任すれば、長寿演芸番組、日テレ系「笑点」の司会と同じく歌丸さんから重責を受け継ぐことになるが、昇太は「JOCの会長の方がまだやりたいわ」など、時事ネタも織り交ぜつつ、軽妙トークでかわしていた。