NGT 山口の暴行事件で被疑者に法的措置検討と発表 メンバーの関与否定も…
NGT48の山口真帆(23)への暴行事件をめぐる問題を受け、運営会社のAKSは21日、第三者委員会による調査結果を公式ホームページ(HP)で発表。暴行を行った被疑者に対し、民事訴訟などの法的措置を検討していることを記した。事件そのものにメンバーの関与はなかったとした上で、一部メンバーに私的なファンとのつながりがあったことも公表。その上で「風紀の乱れ全般は、今回は不問に致します」と説明した。
公式HPでは、「事件そのものにNGT48のメンバーが関与した事実はなかったとの判断がなされるとともに、運営上の不備が指摘されました」と一部でウワサされた事件に関するNGTメンバーの関与はなかったと報告。調査結果を厳粛に受け止め、不備を改善することに全力で取り組むとした。
その上で「二度とこのような事件が起きないように、暴行を行った被疑者らに対して断固とした対応をするため、民事上の法的措置を検討しています」と法的措置を検討していることも発表した。
さらに「報告書において、今回の事件とは直接関係はありませんが、メンバーが私的領域におけるファンとのつながりがあったことが挙げられており、当社としても、私的領域におけるファンとのつながりは、特定のファンを優遇する行為として、不適切だと考えております」と一部メンバーとファンとの私的なつながり(交流)があったことも発表。その責任を問われるのは適切な指導ができていなかった運営側だとして、今回は当該メンバーへの風紀の乱れに対する問題について、今後は厳正な処分を期すが、「今回は不問に致します」とした。
今回の事件を受け、あらためて、「メンバーの安全対策を第一と考え、メンバーの送迎時の管理体制の強化、防犯体制の強化、メンバーが居住しているマンションの管理体制の強化、握手会における警備体制の強化、特定のファンとのつながりの発生の阻止等を徹底して参ります」としている。