NGT・山口真帆「なんで嘘ばっかり」 AKS会見にリアルタイム反論ツイート
AKB48グループの運営会社・AKSは22日、新潟市内で、NGT48・山口真帆(23)が昨年12月、男性2人から暴行される被害を受けた騒動についての、第三者委員会による調査報告を発表する会見を行った。AKSの運営責任者兼取締役・松村匠氏は、冒頭で山口やメンバーらに謝罪したが、今後の対策については具体性を欠く回答に終始した。また、会見中に山口がツイッターを更新し、松村氏らの回答を虚偽であると批判。これに対して松村氏も批判を返すなど、前代未聞の会見スタイルとなった。
会見はネットで生中継されており、山口はこの模様をしっかりチェックしていたとみられる。運営側の回答に業を煮やしたのか、山口は予想外の“爆弾投下”に出た。会見開始から約40分後、暴行を告発した1月8日以来、約2カ月半ぶりに自身のツイッターを更新。「只今、記者会見を行っている松村匠取締役は第三者委員会が行われる前に『繋がっているメンバーを全員解雇する』と私に約束しました」とつづった。
このツイートについて問われた松村氏は、動揺したのか「見ているんだな…、という風に感じました」と慌てた様子でコメント。山口のツイート内容については「事実でないことがあるな、と実感しております」と反論した。
山口は3時間弱の会見中に、5回にわたってツイート。「私は松村匠取締役に1月10日の謝罪を要求されました」「なんで事件が起きてからも会社の方に傷つけられないといけないんでしょうか」「証拠がないと仰っていますが、犯人グループとの交際を認めたメンバーもいます」と、運営側を立て続けに断罪した。
松村氏は、山口の「繋がっているメンバーを-」のくだりに関しては認めたが、その他のツイートに関しては否定。意見の食い違いが如実となった。松村氏は会見中、ツイッターが更新されるたびに報道陣から質問を受け、数分間にわたって沈黙する場面もあるなど、想定外の展開に混乱は隠せなかった。
山口は会見中の最後のツイートで「なんで嘘ばかりつくんでしょうか。本当に悲しい」とバッサリ断罪。活動休止中の菅原りこ(18)も「ただ真面目にアイドルをしていただけなのに… 皆さんの笑顔が見たいだけなのに… 悲しい…」と悲痛な心境をつづった。報告書を受け、解決を図るべく会見した運営側との“断絶”が、期せずして露呈してしまう形となった。