A.B.C-Z五関、単独初主演 手塚治虫原作の舞台「奇子(あやこ)」
A.B.C-Zの五関晃一(33)が舞台「奇子(あやこ)」(7月19~28日、東京・紀伊國屋ホール。8月3~4日、大阪・サンケイホールブリーゼ)で初の単独主演に挑むことが24日、分かった。
過激な表現で描かれた手塚治虫の同名コミックが原作。東北地方の名家・天外家を舞台に、遺産を巡るドロドロした人間関係が描かれる。天外家の次男・仁朗を演じる五関は「仁朗の狂気の中にある愛や絆をしっかり演じきれるよう頑張っていきます」と初主演舞台への思いを語った。
少女監禁や近親相姦などタブーにも触れた作品とあって「初めて読んだとき、『本当に手塚さんの作品なのかな?』と思うくらい生々しくリアルな人間模様に驚きました」と率直に告白。明るく元気なA.B.C-Zとは真逆の世界観を描く舞台に意欲を燃やしている。