森昌子、19年で芸能界引退を発表 ファンへ感謝「弱虫で取柄ない私を…」
歌手の森昌子が25日、報道各社にFAXを送り、19年いっぱいで芸能界から引退すると発表した。
森は「13歳でデビューしてから47年、一度引退した私を長きに亘って応援し、支えてくださったファンの皆様にまずはご報告致します」とし、昨年還暦を迎えたことで「人生の残された時間を具体的に考え始めた時に、もう少し穏やかな時間の中で、芸能活動以外の事に時間を使って人生を充実させたいと思うようになりました」などと記している。
更には47年もの間、応援してくれたファンへのメッセージは続き「共に青春を歩んできてくださったファンの皆様には本当に申し訳ありませんが、どうか私の我儘を許してください。弱虫で大した取柄もない私を、笑顔でこんなにも長く応援してくださって…。ファンの皆様には心から感謝しております」と感謝しきり。
年内のコンサート活動が最後のツアーとなるが「残された時間は出来るだけ多くの皆様の近くを訪ね、一つ一つの機会を皆様と楽しみながらしっかりと心に刻んで参りたいと思います」と、出来る限り、多くのファンと触れあうことを約束した。
森は71年にオーディション番組「スター誕生」初代グランドチャンピオンとなり13歳でデビュー。「せんせい」が大ヒットとなり、山口百恵、桜田淳子とともに「花の中三トリオ」として大人気を博す。その後も「哀しみ本線日本海」「越冬つばめ」などヒット曲を飛ばすも、86年8月に森進一との結婚のため引退。その後06年に復帰を果たす。長男は世界的ロックバンドONE OK ROCKボーカルのTaka。三男もMY FIRST STORYのボーカル、Hiroとして活躍中。