吉田拓郎 がん14年「のど」にも…ラジオで報告 03年に肺がん
シンガーソングライターの吉田拓郎(72)が24日に放送されたニッポン放送「吉田拓郎ラジオでナイト」で、2014年にのどにがんが見つかったことを公表した。所属するエイベックスは25日、取材に対し、がんが「完治」していること、5月23日からの関東近郊7公演のライブツアーは予定通り開催することを改めて説明した。詳細な病名や進行度は公表しないという。
吉田は03年に肺がんで肺の3分の1を切除したが、ラジオで「実は肺がんだけではなく、07年から、原因不明な不調な日がある日常が始まった」と吐露。09年には全国ツアーも途中で断念せざるを得なくなるほどで「体調が非常に不安定でした」と振り返った。
さらに「14年に声帯に白板症という異物が発見された」と告白。切除手術後の病理検査で喉にがんが見つかったという。放射線治療を受け「半年間苦痛の日々が続いた」が、妻で女優の森下愛子の支えで乗り越えたと感謝した。