歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ（２６）が２６日、都内で行われた「南座新開場記念　京都ミライマツリ２０１９」の製作発表会見に出席し、平成最後の日となる４月３０日に京都・南座で歌舞伎とコラボした１日限りのスペシャルライブを行うと発表した。

　歌舞伎俳優の片岡愛之助（４７）とトークを行ったきゃりーは、派手な赤地の着物をコート風に仕立てた衣装で登場。「こちらのお着物は、大正時代のアンティークな物をコート風に改造した、きょう１日限りの衣装。和と洋を融合させました」と説明すると、愛之助から「カブいてますね」と声がかかり、きゃりーは思わず「やったあ！うれしいです」と声を張り上げた。

　「－ミライマツリ」は、日本最古の歴史と伝統を誇る京都・南座が昨年１１月に再開場した記念に開催する伝統と革新をテーマにした“新時代のお祭り”。きゃりーは４月３０日から始まるライブフェス「音マツリ」でトップバッターを務める。きゃりーは「南座さんで初めてライブをやらせていただくんですが、この前京都に行った時、何も知らなくてマネジャーに『ここでライブやりたいね』と南座の写メを送ったんです。そしたら『やります』と返ってきて」というエピソードを披露。「楽しみ。普段と違ったことができたら」と決意も明かした。

　歌舞伎とのコラボのため、早くも歌舞伎は鑑賞済み。きゃりーが「初めて見たけど、めっちゃ面白かった。ファッションやヘアメークに興奮しました。ダンスも歌舞伎っぽくしようかな思ってます」と明かすと、愛之助が歌舞伎の“ヘソ”である見得（みえ）を伝授。２人でポーズを決めると愛之助から「（見得を）ぜひやっていただきたい。マスターされるのが早い」と大絶賛。きゃりーは「パパンと決めてやりたい。“ウォー”とお客さんがあがるようなのをやりたいです」と目をキラキラさせた。