テレ朝会長 リニューアル「報ステ」に「苦戦したが回復、受け止められ始めた」
テレビ朝日が26日、都内で3月定例会見を開いた。
2016年にメインキャスターが古舘伊知郎アナから富川悠太アナに交代し、昨年には徳永有美アナが復帰するなどリニューアルが行われた「報道ステーション」に関して、早河洋会長兼CEOは「苦戦した時期もあったが、じりじりと回復し、視聴者に受け止められはじめているのかなと思う」と述べた。
自身が手がけた「ニュースステーション」も定着まで年数を要したとし、「報ステ」の古舘時代も視聴者センターには賛否両方の意見が届き、古舘がそれを見ていたと明かした。
現在の「報ステ」に関しては「古舘バージョンが良かったという方もいるでしょうが、最初はぎくしゃくしたところもありましたが、こなれてきたなと感じています」と語った。
以前に比べてスポーツや芸能などの比重が増したとの指摘があることを問われると「視聴者の声を謙虚に聞いて、番組を作っていこうと思います」とした。