ＴＢＳラジオの定例社長会見が２７日、都内の同局で行われた。２１日に放送された特番「ラジ（コ）フェス」でメインパーソナリティを務めた爆笑問題の太田光や共演した伊集院光らが、麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたピエール瀧容疑者について多く言及したことについて、三村孝成社長が感想を語った。

　三村社長は同特番内でも、スタジオの近くまできて放送を見守っていたことが紹介されていた。会見で「『ラジ（コ）フェス』では、伊集院さんを含めて、ピエールさんに触れることが多かったんですが、非常にピエールさん自身が、影響を受けた同業者の方にもリスペクトされていた方なんだなというのが率直な感想です」と心境を語った。

　また、リスナーの反応も「犯した罪をつぐなう、今後の薬物依存に対する治療をちゃんとやってもらいたいというのが大前提だが、ＳＮＳでの感想も温かいコメントが多かったんじゃないかなと思います」と紹介した。

　また、瀧容疑者が木曜パートナーとして出演していた「たまむすび」については、「しばらくは他の曜日の方に出ていただく予定です。明日は山里亮太さん。後任は検討しております」と説明した。

　同番組はタイトルにも用いている通り、ラジオをネットを通じて聴けるアプリ「ラジコ」の普及、ＰＲを目的にした番組だった。番組平均３１・４％のシェアを獲得し、好評だったことも発表された。