森昌子“花の中三トリオ”集合は「夢みたいなものはあります」
今年いっぱいでの芸能活動からの引退を発表している歌手の森昌子(60)が28日、都内で引退会見を開いた。72年にデビューし、山口百恵さん、桜田淳子と「花の中三トリオ」と呼ばれて大人気となったが、3人で集まりたいかとの質問に「そういう夢みたいなものはありますね」と思いを語った。
百恵さんが芸能界を完全に引退しているため、3人が表舞台で顔をそろえるということは今の時点で現実的には考えにくい。質問に昌子は「具体的には無理かもしれませんけど、そういう夢みたいなものはありますね。もうちょっと年がいってから、おばあちゃんトリオというかね。茶飲み友達じゃないですけど、3人そろってああだったね、こうだったねと」と思いを語った。
一つのグループとして活動したわけではないが、「同じ時代を駆け抜けてきた戦友ですから。たとえ1年、2年、3年会わなくても、その当時、過ごしてきた時間には勝てないんですね。いつも2人が今でもそばにいてくれているような、そんなことは思います」と述べた。
引退について、2人には「特別には報告しておりません」としたが、桜田からは引退を知って27日に「これからいっぱい時間ができるからいろんなところに遊びにいこうね」とメールが来たという。「そうだね。誘ってね」と返信したと明かした。