梅宮辰夫 萩原さんとすし店で偶然再会 体調不良打ち明けられていた
今月26日に消化管間質腫瘍(GIST)のため68歳で死去した俳優で歌手の萩原健一(はぎわら・けんいち、本名敬三=けいぞう)さんの訃報が流れてから一夜明けた29日、ゆかりの俳優たちも悲しみに包まれた。
「前略おふくろ様」で先輩の板前役を演じた俳優の梅宮辰夫(81)は今年、行きつけのすし店で偶然、久しぶりに萩原さんと再会したことを明かした。
萩原さんは「元気じゃないですね」と体調不良を打ち明け、梅宮は「大事にしろよ。今度、一緒にすしでも食いに行こうや」と元気づけた。それだけに、訃報には「本当に驚いたよ」という。
俳優としては梅宮の方が先輩だが、梅宮は当時を振り返り、萩原さんを「ズバ抜けた感性を持っていた」、「実に個性的だったし見習うことは多かった」と絶賛。「何事に対しても節度があった」、「タテの線というのはわきまえていたな」と、礼儀正しい素顔を回想していた。