辻希美&加護亜依の「W」が13年ぶり復活!ハロプロコンサートでハグ

 ハロー!プロジェクトのコンサート「ひなフェス 2019」が30日、千葉・幕張メッセで行われ、07年3月にハロプロを脱退していたタレントの加護亜依(31)が出演。モーニング娘。の同期・辻希美(31)と13年ぶりにステージで共演した。2人のユニット「W(ダブルユー)」も、1日限りで復活した。

アイドル史に名を刻んだスーパーユニットが、13年ぶりに復活した。当時を思わせる衣装でステージに立ち、代表曲「ロボキッス」を歌い上げると、2人で「リーダーの辻希美と」「サブリーダーの加護亜依」「2人合わせて、ダブルユーで~す!」という定番の自己紹介を四方に向けて披露。4000人のファンから地鳴りのような拍手が起こった。

 辻が「あいぼん久しぶり!」と呼びかけ、2人はがっちりハグ。「13年ぶりだよね、ついに来たね!」とハイテンションの辻に、加護も「来たね!今日は楽しみましょう!」とノリノリで、続けて「Missラブ探偵」を熱唱。辻は「リハーサルの時は距離感があった」と明かしたが、本番ではブランクを感じさせないシンクロぶりだった。

 互いに「唯一の相方」と認め合う2人だが、ステージでの共演は06年1月以来。07年3月に加護が2度目の喫煙騒動で所属事務所を解雇され、以降はすれ違いが続いた。加護は昨夏、12年ぶりにハロプロのコンサートに出演したが、辻は当時第4子妊娠中で、出演できなかった。

 2人は「ミニモニ。」としても登場し、「ミニモニ。ひなまつり!」など2曲を披露。辻は、ちょうど19年前のこの日、00年3月30日に、2人がモーニング娘。の4期として合格したことに触れた。加護は「ジーンとします」と感無量の面持ち。辻が「同じ日にこうやってステージに立てるのは、ありがたいと思います」と話すと、さらに大きな拍手が起こった。

 最後には、2人が初めてボーカルとして参加したモー娘。の「I WISH」を、現役のモー娘。メンバーとともに熱唱した。感極まった加護は、ステージ上でうつむき、涙を流す場面も。そんな加護にそっと手を掛け、辻は笑顔。13年間の溝が、一瞬で埋まった。

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