新元号「令和（れいわ）」が１日、決定したのを受けて、４人組エアバンド「ゴールデンボンバー」は、新曲「令和」の制作過程を動画配信サービス「ＬＩＮＥ　ＬＩＶＥ」で生中継した。

　金爆は喜矢武豊（３４）が菅義偉官房長官に、歌広場淳（３３）が安倍晋三首相（６４）に、樽美酒研二（３８）がアントニオ猪木参院議員（７６）にふんして登場した。１月１６日に“新元号ソング”について告知すると、新元号のフレーズなど一部を除き、音源やミュージックビデオ（ＭＶ）は事前に準備していた。

　午前１１時４１分、新元号が発表されると、「額、持ってる」、「待って、読み方は？」、「予想外！！」などと声を上げ、世紀の瞬間をファンと共有。２分後にはボーカルの鬼龍院翔（３４）がＭＶの最終撮影に入って「令和」を連呼し、レコーディング、ＣＤジャケット撮影と慌ただしくこなした。午後０時４６分にはできたてホヤホヤのＭＶを公開するという、前代未聞の早業だ。

　「令和」時代の到来について、鬼龍院は「（読み方が）３文字と予想していたので、文字数的には良かったです」と安どし、歌広場は「（語感が）オシャレでカッコイイ」と納得。完成度の高いモノマネを見せた喜矢武は、菅氏が額縁を掲げるシーンもＭＶで再現し「（髪の）分け方もほぼ同じ。寄せるのはわれわれ得意ですから」と胸を張った。

　新曲はこの日、配信。ＣＤは１０日に発売される。