安倍首相会見にネット沸く SMAP「世界に一つだけの花」発言に「5人で歌って」
新元号「令和」の発表を受け、安倍晋三首相(64)が1日午後、首相官邸で会見を行った。「平成」の発表の際には、当時の官房長官だった故・小渕恵三元首相が会見しており、今回は変化を見せただけでなく、SMAPの「世界に一つだけの花」に言及する“異例”の会見で話題を呼んだ。
安倍首相は、「令和」が万葉集の梅の花をめでる歌会の序文からを出典としたことから、2003年にSMAPが歌い、300万枚を超える大ヒットを記録した“花歌”の名を挙げ、若者への思いを説明。「平成の時代のヒット曲に『世界に一つだけの花』という歌がありましたが、次の時代を担う若者たちが、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そのような、若者たちにとって希望に満ちあふれた日本を国民の皆さまとともに作り上げていきたいと思っております」と宣言した。
この会見を受け、ネット上ではSMAPのファンを中心に「5人で首相の前で歌って」などと盛り上がった。会見はSNSでもライブ中継されており、安倍首相はさらに「ニコニコ動画」など、若年層のSNSによる新たな文化の創造に言及。「こうした若い世代の新しいムーブメントは、確実にこれまでの政治や社会のありように大きな変化をもたらしつつあります」と発した言葉通りの反響を得る形となった。