ローリング・ストーンズ 幻の2作品が世界初CD化&5作品が初紙ジャケ化

「スティッキー・フィンガーズ」(スペイン・ヴァージョン)のジャケット
「タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン」のジャケット
2枚

 英国出身の世界的ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズが1970年代に残したアルバム2作品が、世界で初めてCD化されて5月22日にリリースされることが2日、発表された。この2作品を含む5作品が、世界で初めて紙ジャケットCD化されて発売される。「Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展」(5月6日まで東京・TOC五反田メッセ)開催を記念してのもので、日本限定での発売となる。

 世界初CD化されるのは、ローリング・ストーンズ・レコーズからの第1弾となった名盤「スティッキー・フィンガーズ」のスペイン・バージョン。スペインではジッパー付きジャケットのデザインがわい雑ととらえられたことから独自のデザインに変更されたもので、収録曲も「シスター・モーフィン」が同年のリーズ大学でのライブ「レット・イット・ロック」(ステレオ・ミックス)に差し替えられている。マニアなら避けては通れない関門とされていたレア・アイテムだ。

 もう1枚は英国で編まれた同レーベルにおけるベストアルバム「タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン:アンソロジー 1971-1977」。

 この2枚と共に、75年6月1日に開幕した米ツアーに合わせて発売された、同レーベルからの初のベスト盤「メイド・イン・ザ・シェイド」、米国先行発売された、レア・トラックを含むコンピレーション盤「サッキング・イン・ザ・70s」、71~83年にシングルとしてリリースされた楽曲を収録したベスト盤「リワインド 1971-1984」も初めて紙ジャケット化される。

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