モト冬樹、元号発表夜のドラマで「令和」のセリフ 収録は数カ月前、そのからくりは?

 タレントのモト冬樹が2日、ブログを更新し、1日に放送されたTBS系ドラマ特別企画「警視庁機動捜査隊216」で、ドラマ終盤に「元号も平成から令和に変わることだし」というセリフをしゃべった真相を明かした。

 驚きのシーンだった。1日は午前中に新元号「令和」が発表。それから約10時間後、ドラマの中で、モト冬木演じる矢島進が「令和」と明言していた。後ろを向きながら「元号も平成から令和に変わることだし」というセリフに、タレントの千秋もツイッターで「今やってたTBSのドラマ『警視庁機動捜査隊』の最後の方のシーンで、モト冬樹さんが『元号も令和に変わることだしなあ』って言ってた。これって…知ってたってこと!?」と驚きの声を上げていた。

 通常、ドラマは事前に収録を行うことから、放送当日に起こった話を組みこむのは不可能。だがこのからくりについてモト冬樹はブログで解説した。

 「ドラマって何カ月も前に撮るので昨日発表された元号を入れるのは普通不可能なんですけどね」と切り出し「でもこのドラマはどうしてもいれたかったらしく、入れる前提で撮影しました」と言う。

 どういうことか?「新しい元号の場面は一瞬向こうを向いて撮影をすませておきました」「そして昨日、令和と発表された途端に録音してうまくはめこんだということなんです」とからくりを説明。「ドラマにもタイムリミットがあり発表が1時とか2時だったら不可能でした」ともつづった。

 「数あるドラマの中で、俺が最初に令和を口にすることができました。やったー!」と喜びもつづっていた。

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