ツモリチサト、エイ・ネットでのブランド事業終了を発表…2019年秋冬をもって
人気ブランド「TSUMORI CHISATO(ツモリチサト)」を運営する株式会社エイ・ネット(東京都)は3日、公式サイトで、「TSUMORI CHISATOブランド事業に関するお知らせ」として、「このたび、株式会社エイ・ネットにおけるTSUMORI CHISATOブランド事業を国内は2019春夏シーズン、海外は2019年秋冬シーズンをもって終了することをお知らせします。皆様の長年にわたるご愛顧に心から御礼申し上げます。」と発表した。
実店舗やオンラインでの販売については「尚、国内ショップは7月中旬~8月末をもって、またONLINE SHOPにおける販売も終了する予定ですが、それまでは従来どおりご利用いただけます。これまでの皆様のご支援に心より感謝申し上げます。」と説明している。
また、ツモリチサトの公式サイトでも「このたび株式会社エイ・ネットでのTSUMORI CHISATOブランドのお取り扱いを国内は2019春夏シーズン、海外は2019年秋冬シーズンをもって終了することとなりました。長らくTSUMORI CHISATOブランドをご愛顧いただきまして誠にありがとうございました」と発表。販売についてエイ・ネットと同様に告知し、「またこれまでの感謝をこめて全国のTSUMORI CHISATOショップにて楽しいイベントを企画しております。ぜひお楽しみに。」と伝えている。
また、「Thank you」「SEE YOU」「本当にありがとうございます」「LOVE」「CHISATO TSUMORI」というメッセージや、「HAPPY LOVE Peace」と書かれたTシャツを着た笑顔の女性と猫のイラストも添えられている。
発表を受けて、ネットでは「個人的にも感性の影響を受けたのになぁ…」、「悲しすぎる」、「こだわりのある洋服買える人がもういないんだよね」などといった声が上がっている。
ツモリチサトは、デザイナーの津森千里氏がイッセイミヤケを経て1990年に設立。パリコレにも参加してきた。公式サイトによれば、津森氏が「好きなもの、興味のある事を、自由な発想で素直に表現」し、「ガーリィでセクシー、大人のためのファンタジーがあふれる、ハッピーなテイストを提案」していくブランド。
エイ・ネットは1996年創業。ツモリチサト、ZUCCAなどを展開している。