独身アラフォー松下恵 母・榊原るみと舞台あいさつで結婚めぐり“親子げんか”
女優の松下恵(38)が6日、都内で行われた映画「アラフォーの挑戦 アメリカへ」の初日舞台あいさつに、母で女優の榊原るみ(68)、今作を手掛けた義父・すずきじゅんいち(66)と共に登壇した。
今作は松下の海外ホームステイ挑戦などを描いた“アラフォー”密着ドキュメント。海外に出発する前は「悩みがあって、結婚もできないし、人間失格くらい落ち込んでいた」という状態だったという。沈んだ思いを抱えながら挑戦した1カ月の米国留学を経て「ありのままの自分でいい。アラフォーという年が好きになりました」と変化があったことを明かした。ドキュメンタリー第2弾にも意欲的になり「私が監督か制作をやらせていただこうと興味が出てきました」とプロデューサー業に色気を見せるほどになった。
登壇中は“親子げんか”で沸かせた。再婚している榊原は客席を見渡しながら「娘のことを応援してくださる方がこんなにいるのに、どうして結婚できないんでしょうか。七不思議です」と首をかしげる。娘への心配は尽きないようで「私は1度目は失敗したのよ。1回なんかじゃ分からない。怖がっちゃいけない。親の教育が悪かったのかしら…」とあけっぴろげに語り尽くした。
母の結婚を望む声に松下は「母は結婚すればいいと思っている。私はしたいけど、できないから困っているんでしょ」とあきれながら反論した。最後は、「結婚がゴールじゃないと分かっているので、優先しているものがあるんだなと思う」と自身の価値観を大事にしていた。