つんく♂ 自身プロデュース・KINDAI GIRLSの一言に凹む
音楽プロデューサーのつんく♂(50)が演出を手がけた近畿大学の入学式が6日、大阪府の東大阪キャンパスで行われた。さまざまな趣向で新入生7200人を熱狂させたが、自身がプロデュースした近大生ユニット・KINDAI GIRLSの言葉にがく然。会話のやりとりをするノートパソコンに、思わず突っ伏した。
入学式後、サプライズゲストとして登場した元NMB48の渡辺美優紀(25)、KINDAI GIRLSらと会見に臨んだ。新入生ながら近大生ユニットの一員として、ステージに立った農学部1年生の花木基子さん(19)は「父が大ファンのつんく♂さんと、同じステージに立てて本当に光栄です!」と息を切らした。
“父が大ファン”という言葉に、敏感に反応したつんく♂は「お父さんいくつ?」と質問。花木さんが「45か46です」と答えると「年下……」という書き込みを最後に、つんく♂の言葉を伝えるモニター画面が少しの間フリーズした。
6年連続のプロデュースとなる式典は、令和元年度入学式と銘打たれた。「大成功。今年は驚くほどノリが良かった。年号も変わって(新入生も)オレらが主役ちゃうの?って自信みたいなのがあるのかな」と振り返る。昭和62年(87年)に入学し、平成3年(91年)に卒業した近大OBは、良くも悪くも時の流れを感じていた。