女優・沢口靖子（５３）が８日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系の主演ドラマ「科捜研の女」（４月１８日スタート。木曜、後８・００）の制作発表に、共演の内藤剛志（６３）、若村麻由美（５２）、風間トオル（５６）とともに出席。沢口演じる榊マリコのモノマネで知られるお笑い芸人・メルヘン須長（３２）がサプライズゲストで登場した。

　この日の沢口と同じ白衣に黒いパンツでステージに現れたメルヘンは、本人と初対面し、「夢のようだわ！」と榊マリコそっくりの言い回しで感激。「『科捜研の女』にありそうなシーン。土門さんと（内藤剛志）とおしゃれなフレンチに行き、場の雰囲気をブチ壊す発言をした榊マリコ」の題でネタも披露した。ナイフとフォークで料理を切りながら「あら、まるで解剖してるみたい」とつぶやくと出演陣は大爆笑。かねてからメルヘンの存在は知っていた沢口も、実物を前に「声のちょっと高いところとか似てますね！」と驚きの声を上げ、メルヘンはすかさず「声紋分析が一致したわ！」と応じてみせた。

　９９年１０月にスタートした人気シリーズ「科捜研の女」は、今年で２０周年を迎える。今シーズンは来年３月までの１年間の放送となり、同局のプライム帯のドラマの通年放送は９８年１１月～９９年９月の「暴れん坊将軍」以来、２０年ぶり。沢口は、１年間の放送というスパンに「頂いた使命の大きさに心が躍りました。心してフルマラソンを走り抜きたい。長い期間になりますが、体力維持も考えてコンディションを保ちながら、でも気持ちは今まで通りに、走っていきたい」と気合をにじませていた。