米津玄師、wowakaさん訃報をRT 過去には「影響受けた人間の一人」とツイート
ミュージシャンの米津玄師が8日、ヒトリエの公式ツイッターをリツイートした。ヒトリエはボーカルでギターのwowakaさんが31歳の若さで急逝したことをこの日、公式HPで発表。米津は過去のツイートで、wowakaさんの音楽に影響を受けたことを告白している。
wowakaさんは09年から初音ミクを使ったボーカロイド音楽製作を開始し、ニコニコ動画で活躍。その後、11年にヒトリエの前身となる「ひとりアトリエ」を結成。12年に「ヒトリエ」となり、14年にファーストシングル「センスレス・ワンダー」をリリースし、メジャーデビューを飾った。
wawokaさんは17年8月には、初音ミクの10周年を記念したアルバムに、約6年ぶりのボーカロイド楽曲として「アンノウン・マザーグース」を提供し、動画サイトで公開するとすぐに100万回再生を記録し、話題を呼んだ。
ちょうどその頃、米津は自身のツイッターで「wowakaさんがボーカロイド界隈に与えた影響は相当なものがあって、彼が『ボカロっぽい』という概念を作り上げたのだと思う。僕も例に漏れずwowakaさんに影響を受けた人間の一人として最大級の敬意を感じてる。とにかく最高」とwowakaさんを絶賛。このツイートにwowakaさんも「あんがと」と返信していた。
そんなwowakaさんの急逝に、米津はすぐさま、wowakaさんの訃報を伝えたヒトリエの公式ツイッターをリツイート。ファンは「米津さんもショックでしょうね」「ヒトリエは米津玄師と同じくらいいつかボカロ界から一般層に浸透するアーティストだと思ってました」「信じられないとしかいいようがない」など驚きと悲しみの声が相次いでいた。